金曜日 2:05 p.m.–2:35 p.m.
Room 203 #pyconjp_203len()関数がオブジェクトの長さを手にいれる仕組み
Takayuki Shimizukawa
- 対象レベル:
- 初級
- カテゴリ:
- Core Python (Language, Stdlib)
- スライド:
- https://www.slideshare.net/shimizukawa/how-does-python-get-the-length-with-the-len-function
- ビデオ:
- https://youtu.be/aich6wqftkA
説明
Pythonには文字列やリストなど、長さをもつオブジェクトがあります。長さを手に入れるには、文字列なら、name.length ではなく len(name) のようにlen関数を使います。len関数はどうやってnameに入っているオブジェクトの長さを手に入れているのでしょうか。if文にはTrue/Falseとなる条件式を指定しますが、それだけでなく文字や数字、自分で作ったデータ型も渡せます。if文はどうやって与えられたオブジェクトがTrueなのかFalseなのかを手に入れているのでしょうか。
この発表では、Pythonのプログラムがどうやって必要な情報を手に入れているのか、また、自分で実装するときにどう実装すればlen()やif文やfor文に指定できるのかを説明します。
概要
- 脱初心者、のためのデータ型入門
- `len()` はどうやってオブジェクトの長さを手に入れているのか
- `if` はどうやって指定したオブジェクトを使っているのか
- `for` はどうやって指定したオブジェクトを使っているのか
- データ型が長さを返す、条件式に使える、繰り返し可能、のような動作を満たすための条件、プロトコル
- まとめ