Marsface Project - 画像認識に基づく火星および太陽系惑星群の構造物探索

Hideki Tanaka, torajiro aida, ヤマモト ミツオ, HIROKO OKADA

Audience level:
Intermediate
Category:
Science / 科学

Description

衛星画像に画像認識技術を適用すれば、人知の及ばない宇宙人や文明の痕跡を探せるのではないか?これは計算機科学の大いなる挑戦だ!本発表では、オープンデータとしてNASAから公開されている火星および太陽系惑星群の衛星画像に対して、Pythonで提供されている一般物体認識ライブラリを適用することによって得た興味深い結果について報告する。

Abstract

Pythonは科学技術計算のライブラリが充実しており、科学分野で広く普及している。特に画像処理の分野においては、OpenCVやDecaf(Deep Learningに基づく物体認識ライブラリ)を用いることによって、一般物体認識(計算機がその画像に含まれる物体を一般的な名称で特定する事)が可能となってきている。 我々はNASA Jet Propulsion Laboratoryから公開されている火星および太陽系惑星の衛星画像に対して、これらのライブラリを適用し人工構造物の発見を試みた。 本発表では同ライブラリを利用して開発した人工構造物発見システムについて報告する。 また同システムを通じて世界で初めて発見された人面状構造物、人工構造物について報告する。