Saturday 2:40 p.m.–3:25 p.m.
PyCharm活用術 (ja)
Takayuki Shimizukawa
- Audience level:
- Intermediate
- Category:
- Other / その他
Description
Pythonでの開発をサポートするエディタや統合環境はたくさんありますが、その中でもPyCharmは使いやすく必要十分な機能をカスタマイズなしに提供してくれるPythonのための統合開発環境です。PyCharmは特別目立つ機能があるわけでもなく、キャッチーなユーザー体験を提供してくれるわけでもありません。カスタマイズはあきらめた方が良いでしょう。しかし、使っていくとだんだんと良さが分かってきます。そんなPyCharmの機能の美味しいところを紹介します。
Abstract
Webアプリケーション開発に限らず、ソフトウェア開発を行う上で効率良く開発する手法やツールは数多くあります。しかし、そういったツールを知らなかったり、あるいはツールが多すぎて一度慣れたツールに多少の不満がありながらも新しい別のツールを試すなどせずに使い続けていることも多いのでは無いでしょうか。この講演で紹介するPyCharmの機能は、VimやEmacsでもできることがほとんどですが、PyCharmはカスタマイズせずに多くの便利な機能を提供してくれています。この講演ではPyCharmでできる事と、できない事、そして具体的な使いこなし例を紹介します。
紹介のための題材として、PyCon JP 2014のサイトの開発環境を使用して以下の機能について紹介します: リポジトリ連携、コード整形、デバッグ、テスト実行、カバレッジ表示、リモートデバッグ、リモートデプロイ、Vagrant連携、データベース連携、ブラウザ連携、などを紹介します。