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talk

SREエンジニアがJupyter+BigQueryでデータ分析基盤をDev&Opsする話(ja)

スピーカー

yuzutas0

対象レベル:

初級

カテゴリ:

Industry Uses

説明

Python(JupyterNotebook)とBigQueryを用いたモニタリング基盤・データ分析基盤の開発・運用について話します。 多様な部署・職種が関わる大企業において、どのような目的・用途・制約が与えられ、そのためにどのようなシステム・プロセスを採用したのか共有します。

目的

プロダクト開発におけるデータ活用の指針・参考事例を持ち帰っていただきます。 少しでも多くの開発現場がPythonという武器を手に、データを最大限に活用し、世の中に良いプロダクトを提供する助けになれたらと思っています。

概要

# ゴール 1. 定常モニタリング:日々のKPI管理を安定化させる 2. アドホック分析:Build・Measure・Learnを回す # トピック 現場ならではの泥臭い話をたっぷりお届けします。 - モニタリング編 - 非技術者が作った重厚長大なExcelシートをいかに置き換えるか - 「時間を掛けて作ったが誰にも使われない」悲劇をいかに回避するか - モニタリング内容の正しさをいかにテストするか - アドホック編 - 分析経験のないエンジニアチームでいかにデータスキルを装着させるか - システム開発の現場で仮説検証プロセスをいかに組み込むか # アーキテクチャ DWHとしてBigQueryに集約 → Python on EC2 + Jenkins で加工 → 各部署の使いやすいツールに出力 - マーケティング部署の見るExcelシート - ディレクション部署が見るRedash - 開発部署/データ分析部署が見るJupyter - 運用部署に届くSlack通知 # Pythonスクリプトの構成(モニタリング) 日夜改善を続けているので発表時には変わる可能性あり - Controller - Jenkinsが叩くためのエンドポイント - 処理の全体像を記述 → Facadeとして他処理を呼び出す - Enum - Python3.4〜のEnumを活用 - Dictonary型で値を管理 - 使いやすくするメソッドを基底クラスに集約 - Model - 値はpandasで整形 - 中間・最終指標を擬似DataTransterObject(DTO)として代入する - DTOをI/Fする際にはPython3.5〜のTypeHintsを活用 - DTOはBigQueryに反映して、プログラム上ではステートレスに保つ - Query - Python3.6〜のf-stringsを活用してクエリを書く - メソッド切り出し → 値の引き渡しによるスコープ制御 - BigQueryとのシンプルなR/Wに特化 - Interface - 入出力先に応じた接続・変換処理に特化(例:週次売上をmatplotlibで可視化) - .envから環境変数を読み込む(例:Slack連携で本番・開発でチャンネルを分ける) 開発・運用のお試し実行としてはローカルのJupyterNotebookを活用します。 実運用PythonのEnumなどをインポートした上で、検証したい処理のみ差し替えます。 もともとJupyterのみで完結する予定でしたが、定期実行やクラス構成検討で生Pythonの方が都合が良いことが分かりました。 # Jupyter on Github の活用(アドホック分析) - ローカル環境:メインモニタでJupyterNotebook、隣のモニタでアプリケーション本体のソースコード - 分析結果はGithubのプレビュー画面で関係者に共有 - コードの差分は全てコミット履歴で管理
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