IoTに特化した機械学習利用ツールの作成
Kentaro Kurakata
- 対象レベル:
- 初級
- カテゴリ:
- Embedded Systems
説明
さあ!Raspberry Pi等のマイコンボードを使って君もIoTに挑戦しよう!センサもいっぱいつけてさ!…………ん?センサが多すぎてアルゴリズムが難しすぎる?そんなときは機械学習を使おう!…………え?機械学習を今から覚えるのは面倒だ?
そんな人に向けたツールを作っています。
概要
## 目的
IoTデバイス作りに機械学習をプラスするためのWebアプリケーションの作成について解説します。
##概要
センサから得られた値をシステムに利用する場合,閾値を設ける等をし,アルゴリズム的に処理をしてきた.しかし,この方法では,複数センサを利用する場合,ルールを考える必要があり,複数のルール同士の干渉を確認することが難しい.この問題を解決するべく,機械学習を提案し,その支援環境を開発する.機械学習には次の2種類が存在する.
1. バッチ学習
2. オンライン学習
センサデータを扱う場合, データを1件ずつ読み込んで随時学習が行える,少ないメモリで大規模データが扱えるといった特徴のあるオンライン学習が適している.よって本研究では,オンライン機械学習向け分散フレームワークである[Jubatus](http://jubat.us/ja/)を用いた組込みシステムの開発支援を行う.