PyData.Tokyo: PyCon JPから始まった「濃い」コミュニティ

Takahiro Ikeuchi, 山本光穂

対象レベル:
初級
カテゴリ:
Community

説明

PyCon JP 2014がきっかけとなって発足したPyData.Tokyoは、Python+Dataに強い関心を持つ方々のための「濃い」コミュニティです。このセッションでは、いまアツい分野の第一線で活躍する国内外ゲストの招待、CodeZineへのイベントレポートの連載、Slackコミュニティの運営など、PyData.Tokyoのこれまでの「濃い」活動について紹介します。

概要

PyDataは、2012年にアメリカで始まったPython+Dataをテーマにしたコミュニティです。ニューヨーク、シリコンバレー、ボストン、ロンドン、ベルリン、パリなどで、これまでにPyDataのカンファレンスが開催され、ミートアップを開催している世界各地のコミュニティの輪も急速に拡大しています。 日本でもデータ解析分野の進展には多くの関心が集まっており、PyCon JP 2014の「データ解析」や「機械学習」に関連したセッションは立ち見まで出る大盛況ぶり。「もっとデータに特化した深い議論がしたい」という意見も聞かれました。このような状況を踏まえ、「Python+Dataを通じて、世界のPyDataエクスパートと繋がれるコミュニティ」を目標として、PyData.Tokyoは発足しました。コミュニティは成長を続け、connpassのPyData.Tokyo グループの登録メンバーは、2年間で1400人を越えました。 この1年の新たな試みとして、アメリカから世界トップクラスのデータサイエンティストを招待したミートアップの開催や、バックグラウンドやスキルレベルを問わず気軽に交流が行える場としてのSlackコミュニティの運営を行いました。また、アジア初のPyDataカンファレンスの開催に向けて、世界中で開催されているPyDataカンファレンスやMeetupグループを取りまとめる役割をしているNumFOCUSと話合いを始めています。 このセッションでは、Python+Dataをキーワードに「多様な人たちが、いろいろ楽しめて、新しい可能性が生まれる」、「みんなちがって、みんないい」を目指した、この1年の試みを紹介します。この機会を通して、PyDataに興味を持っていただける方が増えることと、今後のミートアップでゲストとして講師をして下さるPyDataエキスパートの方にお会い出来ることを期待しています。
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