Talk Submission
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talk
Literate Computing for Reproducible Infrastructure: Jupyter Notebookでクラウドの運用を効率化してみた(ja)
Speakers
Satoshi Yazawa
Audience level:
Novice
Category:
Cloud
Description
国立情報学研究所(NII)では、プライベートクラウドとしてベアメタルクラウドを独自に運用しています。学術機関ならではの多様な要求を限られた人数の運用者でこなすために、利用者も巻き込んだ運用の効率化を試みています。
このtalkでは、NIIクラウド運用チームが目指す自動化のかたち-機械化について紹介し、Jupyter NotebookとAnsibleを使った運用手順の機械化、継続的なリファクタリングの試みを、日々おこなっている運用手順を実例に紹介します。
Objectives
Jupyter Notebookがデータ分析だけでなく運用作業にも利用できるということ, 運用作業をNotebook化するときのパターン
Abstract
国立情報学研究所(NII)では、プライベートクラウドとしてベアメタルクラウドを独自に運用しています。このベアメタルクラウドはOpenStackをベースにしており、運用作業は試行錯誤の積み重ねです。また、ベアメタルクラウド上での環境構築を請け負うケースもあります。
**Literate Computingの運用への適用** このような広範囲にわたる作業を数人の運用者でカバーするには、運用にともなう作業手順を運用者間・運用者と利用者間で効率的に共有、再実施できるようにする仕掛けが不可欠と考えました。そこで、Jupyter(旧IPython) NotebookのようなLiterate Computing環境を使い、作業の経緯、具体的に何をして、どんな結果が得られたかを記録しながら日々の運用作業を行っています。
**Ansibleによる操作の抽象化** 運用作業に関するNotebookは、次に同じような作業を実施する際に再利用し、改修を加えることで手順を洗練していきます。Notebook中の操作をAnsibleベースで行うことで、よく使われる操作をPlaybookとしてまとめたり、すでに配布されているPlaybookに置き換えたりしながら運用手順のリファクタリングを進めています。
これらの作業のNotebook、Playbook化を実例を交えながら紹介していきます。